#2

蝉が鳴き出すようになったら夏を身近に感じますね

あれが煩いって言う人も居てはるけど蝉からしたらたった一週間の儚い命、全力で生きたいと思うのは当然の事やからあんまり煩い煩い言うてあげんといてな

今日も特に書く事無いから僕からとある人へのメッセージとして書こかな、なんて

惚気注意です、



最近どっちも忙しくて中々逢えなくなって、勿論寂しいけど、やっぱり会う時間が短くなる事によって自分がどれだけ貴方の事を好きやったか考えるようになった

仕事してても気が付いたらDM見返してて、無意識の中でも意識してしまう存在で

普段どれだけ騒いでてもその世界からから静寂へ身を移すと貴方の事が脳裏をよぎる

ふと考えるようになってん、もしこれから先僕が独りになったらって

貴方は優しいからずっと僕から離れへんって言ってくれると思う

でも、ずっとってどれくらい?永遠なんてありはしない

何時か、独りになる時は絶対来る

そうなったら僕はどうするんやろうって

何を考えて、どう行動するんやろって考えてみた

そしたら、結局貴方が居ない世界が想像出来ひんかった

なんやかんや言うても傍に居てくれそうやな、思て

前に僕に夢見すぎって話したの、覚えてますか

でも、本間に夢見てるのは僕の方

貴方にとって例え僕が一時だけの関係でも、僕は貴方に夢を見続けると思う

前世の話も最近したやん?

少しだけその時の話をすると、僕の愛が重すぎて大切な人は離れていった

もう今や会うことも無い人やけど、僕はその人を相方として凄く大切にしてた

でも結局、僕の所為でその人は居なくなった

それが、数年前のお話

今はもう昔話になってしまっている、誰も知らない僕の話

其れから僕はこの世界から身を遠ざけててん

でも、辞めることは出来なくて

戻ってきたのはつい数ヶ月前

春は出会いの季節でもあるからってRe:スタートさせたら、貴方と出会うことが出来た

でも、その時は、誰とも特別な関係は作らんとこ思ててん

また、傷つけてしまう気がして

どれだけ好きになっても飽く迄もお巫山戯として終わらせようって

無理やったな、現に貴方は今、僕の傍に居てくれてる

凄い幸せやけど、何時かのあの人みたいに傷つけてしまいそうで怖い

あれだけ大切な人を自分で殺してしまったのに、今こんなに幸せや言うてて善えんかなって

今でも僕はあの人が何処かで生きてて、彼なりの幸せを掴めているのが1番良いと思う

けど、もし其れが出来ていなかったら其れは僕の所為やから

貴方には同じ目に会って欲しくはなくて

あの時から僕も勿論変わったけど僕を取り巻く環境も同じ、いや、それ以上に変化してる

その中で僕は適応出来ずに終わってしまうんじゃないかって、終わらしてしまうんじゃないかって

もしそうなったら、僕は辛い、

ありきたりな言葉かも知れんけど、この気持ちには其の言葉しか当てはまらへん

だから、僕は逢えなくなった事に安堵してる部分もある

逢ったら逢った程貴方に依存してしまうから

依存してしまったら、僕の愛は重くなる一方で

結局受け止めきれなくなって、潰れてしまう

僕ね、その人に言われてん

『お前が言う好きって言葉は諸刃の剣で、相手を喜ばす事も出来たら、相手を傷つける事も出来るんやで』

って

何年経ってもこの言葉はずっと何処かに残ってる

僕は貴方によく「好き」って言うけど、其れで貴方は傷ついてないか顔色を伺ってしまう

怖くて

依存してしまいそうで

僕の愛の重さを貴方にも同じだけ求めてしまいそうで

でも逢いたくない訳じゃない

逢えるんなら今すぐにでも逢って抱き締められたい

相反する感情と矛盾

だけど、これ迄もこれからも矛盾との狭間で藻掻くしかない

優しい貴方は善えよ、って笑って言うてくれそう

其れでも善えよ、って

そんな貴方が好きで、大好きで、堪らなくて

こんな事を言う僕はもう依存してしまっているのかも知れない

━━愛する人へ 。僕を、愛してくれますか